私自身について〜著書より抜粋

Kumiko's History

このページと次のページは出版社の許諾を得て紹介しています。少し恥ずかしい気もしますが、どんな

人間がスタジオの主宰をしているか知ってもらうために原文のまま掲載しました。

20代 バレエに夢中だった青春時代。 朝から晩までレッスンの日々

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 10代から20代にかけては、バレエ一色。平日は朝から晩までレッスンに通い、週末はヘトヘトになって一日中寝て過ごす、それが私にとって“あたりまえ”の暮らしでした。バレエ以外のことは本当に頭の中になかったですね。年ごろなのに浮いた話のひとつもなくて、両親のほうが心配していたくらいです(笑)。でも当時の私はただ踊れること、憧れていた舞台に立てることがうれしくて。だからこそ、きびしいレッスンにも耐えられたんだと思います。
 若い時代に夢中になって打ち込めるものに出合えた幸せと、悔いなくやりきって引退できた満足感、誇り。それは私が生きていく上で、大きなエネルギーになっています。


30代 引退を機に、リ・スタート。 新しい発見と挑戦がくれたもの

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 そんな私も、28才のときに無事結婚(笑)。同時に渡米して、今までとはまったく違う環境に身を置くことになりました。35才までは、バレエで築いてきたキャリアは完全に中断。ふつうの毎日が何もかも新鮮に感じられました。帰国後は子育て中心の生活。子どもの成長を間近で見ているのが楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。でも、ふと思ったんです。「このままでいいのかな」って。それがきっかけで、コモモデルに応募。雑誌を作るスタッフや、同じママモデルたちとの出会いを通してたくさんの刺激を受け、自分自身や今後の生き方を見つめ直すいい機会になりました。
 そして、35才のとき再びバレエの世界へ。「指導者として、子どもたちにバレエの素晴らしさを教えたい」というのは以前からの夢でもありましたが、教室を立ち上げて経営者という立場も兼ねるという選択は、私にとってはとてつもなく大きな挑戦でした。軌道に乗るまでには時間がかかりましたが、昨年ははじめて発表会を開くまでに。子どもたちの笑顔、家族の応援も力になりました。人に支えられている実感をこんなにも感じたことはなかったと思います。走りながらも、まわりが見えるようになったのは、いろんな経験を積み重ねたから。
 私の30代は欲張りなほど、挑戦し続けた時間でした。変化の中で見えてきたもの、それは「感謝」の気持ち。多くの出会いが、素晴らしい財産になりました。


40代 自己管理と、さらなるチャレンジで もっと自分磨き。素敵に年を重ねたい

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 気づけば、40代目前! 若いころのように“がむしゃら”なだけでは、なかなか乗り越えられないこともありますが、さらなるチャレンジを続けていきたいと思います。実は最近、ヨガの教室に通い始めたんです。バレエとは違った柔軟性が必要だったりして、久しぶりに筋肉痛になりました(笑)。今、私が教えている大人の教室には、自分磨きのために通ってきてくださる方もたくさんいます。そんな方々に、キレイになるために提案のひとつとして、いつかヨガとバレエのいいところを組み合わせたレッスンができたら、うれしいですね。日々のひとつひとつを大切に、が私の40代の命題です。
 ただひとつ。自分自身、さらに磨いて進化し続けるためにも健康には気をつかいます。自己管理を怠らず、内面から輝くために。